実習で体感する企業のリアル見えてきたのは先入観の先にある働きやすさ

実習で体感する
企業のリアル

見えてきたのは先入観の
先にある働きやすさ
実習参加者1
S.Mさん
実習前
一度は辞退したご縁だったが、就職活動を続けていく中で忘れられない印象があった。
実習後
自分の直感が間違っていなかったことを確認し、自分に合った仕事ができている。
実習参加者2
A.Sさん
実習前
前職以外の業界での就職を考えるも、未経験であることが枷となり踏み出せずにいた。
実習後
実習で感じた「未経験でもできる」を信じて、新たな舞台でイキイキと仕事ができている。
システム開発からネットワーク設計・構築、エンジニア教育までワンストップで提供している会社。CCIE資格保持者を含めて、10年以上の設計経験を積んだプロフェッショナルな技術員も多数在籍。保険業、金融業、流通・製造業など幅広い業界に対応しています。若者正社員チャレンジ事業に参加されたきっかけや、実習先に就職された経緯まで、詳しく話を聞きました。
若者正社員チャレンジ事業に申し込まれたきっかけを教えてください。

若者正社員チャレンジ事業に申し込まれたきっかけを教えてください。

S.Mさん 「当時、就職活動を始めたばかりの頃にインターネットで若者正社員チャレンジ事業のWeb広告を見かけたのがきっかけでした。就職活動といえば基本的に就職サイトや就職エージェントを利用し履歴書を送付して面接を受ける方法しかないと思っていた中で、インターンシップで企業実習を受け面接に進むという珍しい形式に興味がわいたことと、それに加えてもともと面接に対して苦手意識があったので実習を通じて参加姿勢や能力を事前に見てもらうことができれば、面接だけで進む普通の選考活動よりも自分にとっては戦略的に良いのではないかという考えもあり申し込みを決めました。」

A.Sさん「新卒の時に飲食業で正社員として就職しましたが、体力的に続かず退職し、しばらくアルバイトをしていました。飲食業以外で再度正社員として働きたいとは思っていたのですが、接客業の経験しかなかったこともあり、いきなり別の業種・職種の求人に申し込む勇気はありませんでした。悩んでいたところ、区の施設で若者正社員チャレンジ事業のチラシを見つけ、直接応募ではなく、インターンで業務を体験してから正社員へチャレンジができるという点に魅力を感じ、申込みました。」

実習先はどのような基準で決めたのですか?

実習先はどのような基準で決めたのですか?

S.Mさん「実習先を選ぶにあたっては就職活動中に考えていた次の2つの軸をもとに決めました。1つ目の軸は新しいことを学びたいという思いから、今までの経験や学んだことを活かしつつも「未知の分野」であること。2つ目の軸は個人的かつ感覚的なものになってしまいますが、会社や社員の雰囲気から自分がその会社に対して「明日出社したいと思えるか」という軸です。5年後、10年後の働く姿を想像する、予想することは当時の私にとって難しかったと感じていたため、まずは一日一日を積み重ねられるような職場なら長く働けそうだという考えで2つ目を特に重視して就職活動をしていました。」

A.Sさん「私が参加した合同企業説明会は、オンライン形式で8社が参加している回でした。ITに関しては全くの未経験でしたが、『若者正社員チャレンジ事業の参加企業はIT系が多いものの、どの企業でも未経験の人が活躍しているから安心してインターンに参加してください』という話をキャリアアドバイザーの方から聞いていたので、IT企業も視野に入れていました。別の業種とも悩みましたが、合同企業説明会で私が緊張している中、社長や人事の方が真摯に受け答えしてくださったのが印象的だったことから、株式会社フォーバルカエルワークを実習先に希望しました。また、プレゼンの中で、ネットワークの教育が得意な企業であると説明があり、安心できたことも理由の一つです。」

実習では具体的にどんなことをしていましたか?

実習では具体的にどんなことをしていましたか?

S.Mさん 「実習の内容は2段階に分かれており、まずは座学での学習を受けた後にネットワーク機器を実際に使用した実機演習を行っていました。まず座学ではネットワーク技術の用語や概念を説明されました。初めて学ぶことばかりだったので理解するのに苦労した記憶がありますが、社員への質問も気軽にできましたしネットワーク参考書の貸し出しなどサポートを受けることができました。実機演習は機器に電源を入れケーブルで繋ぐところから始まり、パソコン同士がネットワーク機器を通じて通信できるようになるまでの一連の流れを課題として取り組みました。また、実機演習は多数の機材を一度に扱うのでインターン参加者が複数いれば協力して課題に取り組むこともありました。」

A.Sさん「実習では、1日目に社内案内、ビジネスマナーやセキュリティーについて説明を受けました。社員を交えて自己紹介をさせてもらえたことが、社内の雰囲気に馴染むきっかけになったと思います。2日目からは、座学でネットワークの基礎や技術について学んでいきました。実習担当者との対話形式なので、分からない時にすぐに質問できた点が良かったです。後半は、ネットワーク機器を使って、ネットワーク構築の体験をしました。座学で理解しきれなかった部分も、機器を実際に触り、自分で設定を入れて動かしていくことで、理解が深まりました。また、実機を使った演習はグループワークだったので、何かトラブルがあった時に他の実習生と話し合うなどして、和気藹々とした雰囲気で進めることができました。」

実習先の雰囲気や社員のイメージはどうでしたか?

実習先の雰囲気や社員のイメージはどうでしたか?

S.Mさん「もともと若者正社員チャレンジ事業の合同企業説明会でも話しやすい印象を抱いていましたが、実習中だけでなく休憩時間の間なども雑談や業務内容についての説明などを気さくにしてもらえたので気軽に話しやすい雰囲気でした。そして同じオフィス内でデスクを借りて実習を受けていたので、実習の傍らで実際に社員が働いている現場の様子を見ることができました。オフィスの雰囲気や社員同士の会話する様子を見ていると円滑なコミュニケーションが取られていることから、入社した後もしっかりとコミュニケーションをとりながら気持ちよく働くことができそうな職場だと感じたことを覚えています。」

A.Sさん「合同企業説明会での雰囲気とあまりギャップはありませんでした。社員の皆さんの執務スペースが実習するスペースのすぐそばだったので、皆さんが何を話しているのか、どのような業務をしているのか、を確認しながら、自分がこの会社の雰囲気に馴染めるのか、どのように働いていくのかなどイメージしつつ、実習に参加できました。社員の皆さん、誰かが困っていたら誰かが手伝う、といった穏やかな雰囲気で、実習生の私たちにも同じように声をかけてくれたので、嬉しかったことを覚えています。実習担当の方は私たちによく話しかけてくれたので、気にかけてもらえているという安心感がありました。また、社員のほとんどは、同じ実習を終了した若者正社員チャレンジ事業出身の方なので、何か分からないことがあった時に質問しやすかったです。」

実習後、同社に就職されましたが、決め手は何でしたか?

実習後、同社に就職されましたが、決め手は何でしたか?

S.Mさん「決め手は実習で見た会社の雰囲気が自分の仕事探しの軸にマッチしていたことでした。若者正社員チャレンジ事業には就職活動中に2度申し込んだ経緯があり、1度目は就職活動を始めた直後に合同企業説明会に出席し、株式会社フォーバルカエルワークが自分にあっていそうな強い感触があったので実習に参加するか悩んだのですが、もう少し色々な会社を見たうえで就職先を決めたいと考え、参加を見送りました。その後に様々な会社で選考を受けてみましたが、株式会社フォーバルカエルワークが一番マッチしていた印象が強く残っていたため2度目の申し込みをしました。インターンで実際に社内の雰囲気を体験しても自分の考えが間違っていないことが確信できたので入社を決意しました。」

A.Sさん「就職の一番の決め手は、実習中に感じた社員の皆さんの雰囲気がとてもよかったことでした。実習中、分からないことがあった時に、どなたかに聞ける雰囲気の良い環境だったことが大きかったです。社員の皆さんの働き方を見て、就職した後も、困った時はどなたかに相談でき、自分ができることは他の方をフォローして、という助け合いの気持ちをもって働いていける会社だろうと感じました。また、志望していたIT事務という職種が、人をサポートすることが好きな人に向いている、幅広くいろいろなことが経験できると聞き、この会社でIT事務として働いてみたいと思いました。」

これから参加される方へ一言お願いします

これから参加される方へ一言お願いします

S.Mさん「就職活動というとつい身構えてしまい、自分の適職や労働環境など色々なことが思い浮かんで考え込んでしまうと思いますが、まずはどんな会社があるか、その会社は何をしているのかを知る事がスタートラインだと思います。ただそのためには一体何をすればよいか、わからなかったり逆に情報が多すぎたりで行動を起こしづらい側面もあると思います。そういった意味で若者正社員チャレンジ事業は合同企業説明会で今まで全く考えもしなかったような分野の企業を一度に複数社みることもできますし、インターンを通じて書類だけでは分からない会社の雰囲気や業務内容を知ることができる点で良い選択だと思います。ぜひ参加してみてください。」

A.Sさん「実習が始まってすぐの頃は、専門用語で躓くことも多く、本当にIT業界で働いていけるのかという不安もありました。ですが、実習が20日間終わった時に振り返ってみると、始める前はまったくできなかったこと、分からなかったことを克服し、自分は思いのほか成長したのではないかと達成感を感じることができ、参加して本当に良かったと思っています。また、実習中に不安なことがあった際は、若者正社員チャレンジ事業のキャリアアドバイザーとフォロー面談で相談できることも、安心できる点の一つでした。若者正社員チャレンジ事業がなければ、この業界は自分には向いていない、と勝手に決めつけていたと思います。少しでもやってみたいという気持ちがあれば、思い切ってぜひチャレンジしてみてください!」

企業担当者の声

お二人を担当された実習先企業担当者より

お二人を担当された実習先企業担当者より

S.Mさんの実習時のイメージはとても爽やかで誠実な青年という印象でした。実習の前半では講義形式でネットワークの基本やネットワークを形成する仕組みについて段階的に学習していただくのですが、習ったことを日々しっかりと復習し着実に理解を深めている様子でした。理解を定着させるために、ご自身でも参考書やInternetを活用しながら楽しそうに学ばれていたと思います。また社員や実習担当者に対しても丁寧な受け応えができており、とても落ち着いた一面も持ち合わせていました。入社後は様々なプロジェクトを経験後、現在ではネットワークを新規で構築する大規模なプロジェクトに携わっていただいています。技術リーダーとしてお客様や同僚、後輩からもとても頼られる存在になっています。

A.Sさんの実習時のイメージはしっかり自立した誠実な女性という印象でした。ネットワークについては未経験で実習に参加いただきましたが、学ぶ姿勢がまっすぐで1つ1つ知識を積み重ねることができていたと思います。実機を用いた演習課題においても、チーム内で協力しコミュニケーションを円滑に図りながら進めることができていたと思います。現在は総務や経理関連の業務や、お客様のシステムをバックサポートする情報システム担当としても対応いただいていており、とても幅広く活躍しています。実習中はチーム内で頼られる存在だったと思いますが、現在は社員一人ひとりが安心して業務に取り組めるようにIT事務として会社を支える存在になっていると思います。

これから参加される方へ
当社は未経験の方でも馴染みやすい雰囲気があると入社後の社員に良く言われますが、まずは実習に参加いただきご自身にマッチした新しい世界を切り開くきっかけになればとても嬉しく思います。
未経験からこの業界に入ったとしても本人の努力次第では数年で大規模なプロジェクトをリーダーとして任されることもあり、日本、世界で必要不可欠な社会インフラを支える本業界はとてもやり甲斐を感じていただけると思います。