グラクソ・スミスクライン(GSK)様は、「シュミテクト®」「ポリデント®」などのコンシューマヘルスケア製品をはじめ、医療用医薬品、ワクチンなどを開発・製造・販売しているグローバルヘルスケア企業です。2008年より「IT・エンジニア派遣サービス」を導入いただいています。
お客さまの声
GSK(本社:英・ロンドン)グループは、さまざまな治療薬の開発・製造やワクチン製造、サイエンスに基づいた一連のコンシューマヘルスケア製品を開発し販売しています。日本のGSKには、約3,300人の正社員・契約社員・派遣社員がいます。IT業務に関しては基本的に外部委託をしていますが、医薬品の開発に関わる部分については高度なスキルが必要になるため、外部委託できない仕事が多くなります。そこで開発ピーク時には、派遣エンジニアを活用しています。現在、開発部門には十数名のスタッフがおりますが、うち7人はアデコからの派遣社員です。
前任者からは「アデコは信頼できる。何とかしてくれるよ」と聞いていた
アデコとのお付き合いは前任者の時にスタートしました。「アデコは信頼できる。困ったときには何とかしてくれるよ」と聞いていましたし、私が担当になってからもそれは変わりません。探すのが難しそうな人材であっても、当社のニーズにフィットする方を提案してくれています。
医薬品開発には医薬品に関する専門知識だけでなく、医薬品の投与データや症例の解析ツールの開発など、高いOAスキルが必要になります。例えば、医薬品業界の経験者かつOAスキルの高い人材に限ってしまうと、必要な人数の確保が難しくなります。そこで最近では、医薬品以外のカテゴリーであってもデータを扱うプログラミングやSASの利用経験を持っている人材にも目を向けています。そのうえで、理解力が高い、経験値や素養のある方を採用し、社内でトレーニングを行う手法をとっています。
チーム・アデコとして派遣社員同士でサポート
アデコの派遣社員は、朗らかでコミュニケーションが円滑な方が多く、働きぶりも安定しています。派遣期間の長い方が率先して、GSKの企業理念や魅力を理解し、新人の派遣社員に伝えるなど、チーム・アデコとして受け入れる工夫をしてもらえるので採用後のギャップが少ないと感じています。プライドを持って業務に向き合い、派遣社員同士のまとまりも良いので、現場の指揮命令者も仕事が進めやすく、アデコにお願いすれば良い人材を派遣してくれると話していました。
エンジニアには、スキルに自信のあるタイプと少し自信のないタイプがいます。たとえ優秀なエンジニアであっても、環境によってはスキルがついていかないケースはあります。ついていけないからといってすぐに諦めず、努力して自分のスキルアップにつなげていただきたいと個人的には思っています。少々のスキル不足なら、仲間の力を借りて、努力し乗り越えられるチームの体制は整っているので、今後も同じ派遣会社で固め、チームとして育っていただけると嬉しいです。
中途採用ではカバーできない人材についても力になってほしい
アデコの営業担当は、常に私たちが求める人材を定期的に紹介してくれています。今後は、開発のピーク時に、治験の進捗モニタリング、翻訳・通訳、薬品の副作用や安全性についての当局への報告業務など、あらゆるところで専門的な業務ができる人材が不足するタイミングで、人材の提案をしていただけると嬉しいですね。
高齢化が進む中、健康寿命の延伸が課題となっている日本では、医薬品会社への期待も高まり、より多くの人材が必要になります。一方、現在の有効求人倍率はバブル期を超えていることもあり、2020年以降も人手不足は続くといわれています。また、GSKのことを理解している専門職が去ってしまうことは、会社のリスクにもなりますので、できるだけ長く働いていただける仕組みをつくっていくことも重要です。中途採用では決定がでなかったポジションが、派遣の人材で決まるということもありえますので、そういった採用についてもアデコに相談したいと考えています。