- Q.「心が動く・心を動かすキャリアビジョン」を視聴して、ビジョンのパーツを実際に書いた見本があれば参考にしたいと思いました。実際にやってみたのですが、共通点がなかなか見つかりません。これからちゃんと深堀してビジョンを見つけたいと思っています。
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A.
「実際にやってみたら共通点が見出せない…」とのこと、お役に立ちたい気持ちは山々ですが、今回はサンプルや見本といったものはご用意していません。
深堀の参考になるツールとして、マンダラチャートやマインドマップをお勧めします。
ざっくりとした中心を設定して、ビジョンのパーツをどんどん分解していきます。
分解していくと思いや価値観がたくさん出てきます。連想ゲームのように主題から離れていくこともあります。なので、最後に分解したキーワードを俯瞰して、もう一度中心に向かって整理していきます。パーツを分解するなど整理していく中で、共通点がぼんやりと見えてくると思います。深堀には自分自身に対して客観的に問いかけたり、全体を俯瞰して見たりする必要があるので、一人で見つけるのはなかなか難しいかもしれません。
今回の事例も一人で考える時間と第三者の私から問いかけることによって共通点を意味づけしていきました。ところで、私のビジョンは「楽に生きる」。
これは私の口癖の「めんどくさい」から導き出されたものです。
生活面での楽は自然体でいいなーと思いますよね。でも仕事で楽するって、嫌われそうですね。ところが、私の仕事上の“楽”には効率化・改善・問題解決というキーワードがありました。
私がどんな困りごとを解消するとみんなが“楽”になるのだろう?……なるほど!そこに私の役割があったのか!と腑に落ちたわけです。
言葉の中にどんなキーワードが含まれているかは話して言葉にして発見することも多いので、ある程度のところまでワードが出せたら、どなたかに話を聴いてもらってくださいね。
あなたのキラリとしたビジョンが見つかりますように。※参考ツール:マンダラチャート