- Q.私は自分にあまり自信がありません。どうすれば自信をもてるようになるでしょうか
-
A.
私はあるとき、自信はもともと自分の中に既にあるものだと言われたことがあります。
幼い子はまだ物事を知らない。だけどなぜか自信たっぷりに振る舞う。それは自分を信じて違わないから。自信とは文字どおり「自分を信じる力」なんだよとその方は話していました。 なので、自信を取り戻すという観点でお伝えしたいと思います。想像するに、
- できていることよりも、できていないことに目を向けてしまう
- 自分の思う“できること”のハードルが高い
- できてあたりまえだと思っている
というようなことが積み重なって、自信を持つことができなくなっているのかな?と感じています。
人の一日の行動を100とすると95%は“できている行動”だと言われています。
できない行動はたった5%しかないのですが、できない5%に気を取られていると、
脳は95%ができないと認識してしまうそうです。では95%のできている行動はどんなことかというと、
- 朝起きて家族に「おはよう」とあいさつした
- 顔を洗って歯を磨き
- 食事をして食器を片付けた
- 身だしなみを整えて家を出て
- 余裕をもって会社に出勤
- 同僚に「おはようございます」とあいさつして
- 何気ない世間話をしながら
- 始業時間までにパソコンを立ち上げ
- メールチェックから仕事がスタート
- 会議の配布資料を人数分用意して会議に出席して
- 終わった後は会議の議事録を出席者にメールで送信
などなど。書き出してしまえばあたりまえにしている行動です。
このあたりまえを今日もできたと捉えるか、あたりまえのことしかできなかったと捉えるかでは大きな違いがあります。まずは小さな行動の積み重ねを“認めて、自分で褒めて”いくことで自信を取り戻すことができるようになると思います。
行動には善し悪しがあります。
良かれと思ったことが裏目に出たり、失敗したなーと思ったことが逆に喜ばれたり。
それもこれも相手と自分の思いが一致するかしないかだけのこと。
誰かとか、何かとかと比較することなく、まずは自分を信じることを心がけてみましょう。
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