強みについて

面と向かって唐突に「私のいいところ教えて！」というのは言い出しにくいですよね。この私ですら抵抗があります。
では、「研修の宿題があって…」とか「セミナーでやってみてって言われて…」という枕詞をつけてはいかがでしょうか？
あるいは、お酒を飲みながらとか、食事をしながら、あなたが先に知人の強みのかけらを伝えて（「あなたのこういうところがステキ」などと）、そのついでに私はどんなふうに見える？と聞いてみるとか。

参考までに私のセミナーに参加した方のヒアリング方法をお伝えすると、

• セミナーの課題だからと数十人に一斉メールを送信（15人ぐらいから返信あり）
• 紙を配って上司と同僚に書いてもらった
• 家族に教えてもらった
• 取引先、近所のおばさん、趣味のサークル仲間に聞いた

などがありました。
私は私の立場を利用しています。幸い講師業なので、セミナーや研修のときに、私ってどう見える？と投げかけています。それも唐突に。相手に考える間を与えない状態で出てくることが本音に近いと実感しています。

とはいえ、自分が何かをガードしていると相手も同じようにガードするもの。
何のために強みのかけらを教えてもらおうとしているのかを正直に話してみてはいかがでしょうか。
意外と親身に応えてくれるように思います。