【中国・四国】2024年12月
派遣の職種別平均時給
中国・四国エリアにおいて、派遣の時給はIT系が最も高く、次いで研究開発系やメカトロニクス・エレクトロニクス系が高いです。
参考・出典:ウェブ掲載派遣求人情報より弊社が集計(2024年11月時点)
平均時給の推移
派遣社員の平均時給の推移をオフィスワーク系を例にとって見てみると特に2023年に入ってからは上昇傾向を続けており、3年前の2021年10月と比較すると+9%増となっています。全国の全職種平均が+5%に対し伸びが大きいのは元々の時給水準が高くないことも要因ですが、地方における人手不足が顕著で、賃金を引き上げる動きが活発なことが背景にあります。
10月から実施され、全国平均として過去最大の引き上げ額となった最低賃金の引き上げや、「年収の壁」への政府の対策など、賃金は以前にも増して重要な論点となっています。
参考・出典:エン派遣「2024年10月度 派遣社員の平均時給は1,701円 4ヵ月連続で1,700円台を記録。」
有効求人倍率の推移
2024年10⽉時点の中国・四国エリアの有効求⼈倍率は、鳥取県が1.28(前月比+0.03)、島根県が1.43(前月比-0.01)、岡山県が1.43(前月比-0.02)、広島県が1.44(前月比+0.02)、山口県が1.47(前月比横ばい)、徳島県が1.12(前月比-0.01)、香川県が1.48(前月比+0.02)、愛媛県が1.36(前月比+0.01)、高知県が1.12(前月比+0.03)となりました。
物価の高騰や円安などが労働市場にも影響を与えており、今後の動きに注視が必要です。
参考・出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」
職種別派遣平均時給は、広範なエリアと⼤まかな職種分類に基づく参考値であり、職種⽐較としてご覧ください。実際の⼈材ニーズにはさらに詳細な確認が可能です。特定の要件や地域・業界特有のニーズに合わせて、最適な⼈材をご提案いたします。ご検討中の職種や⼈材に関するご相談は、営業担当またはお問い合わせフォームまでお気軽にお寄せください。