【中国・四国】2024年9月
中国・四国エリアにおいて、派遣の時給はIT系が最も高く、次いで研究開発系やメカトロニクス・エレクトロニクス系が高いです。
全国で最低賃金の引き上げが推し進められていますが、中国・四国でも同様です。鳥取県で10月5日より957円に（+57円）、岡山県で10月2日より982円に（＋50円）、広島県で10月1日より1,020円に（＋50円）、山口県で10月1日より979円に（＋51円）、香川県で10月2日より970円に（+52円）引き上げられることが決まっています。より一層適正な労働条件を確保することが重要になります。
参考・出典：ウェブ掲載派遣求人情報より弊社が集計（2024年7月時点）
派遣の平均時給の推移を見てみましょう。2024年7月を2021年7月と比較すると、全職種平均は+8%となりました。オフィスワーク系は+9%の増加となり、2024年に入ってから大きな伸びを示しています。全国の全職種平均が+5%に対し伸びが大きいのは元々の時給水準が高くないことも要因ですが、地方における人手不足が顕著で、賃金を引き上げる動きが活発なことが背景にあります。
参考・出典：エン派遣「2024年7月度 派遣社員の平均時給は1,702円 初の1,700円台で、過去最高時給を記録。」
2024年7⽉時点の中国・四国エリアの有効求⼈倍率は、鳥取県が1.25（前月比+0.03）、島根県が1.44（前月比横ばい）、岡山県が1.41（前月比+0.05）、広島県が1.43（前月比+0.02）、山口県が1.47（前月比+0.04）、徳島県が1.12（前月比-0.03）、香川県が1.43（前月比横ばい）、愛媛県が1.33（前月比横ばい）、高知県が1.08（前月比+0.04）となりました。前年同月比はすべての県で前年を下回りました。
参考・出典：厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」
職種別派遣平均時給は、広範なエリアと⼤まかな職種分類に基づく参考値であり、職種⽐較としてご覧ください。実際の⼈材ニーズにはさらに詳細な確認が可能です。特定の要件や地域・業界特有のニーズに合わせて、最適な⼈材をご提案いたします。ご検討中の職種や⼈材に関するご相談は、営業担当またはお問い合わせフォームまでお気軽にお寄せください。
