地域別 労働トレンド情報

【北関東】2024年9月

北関東エリアの派遣平均時給は、IT系とメカトロニクス・エレクトロニクス系が特に⾼く、専⾨スキルへの需要の⾼さがうかがえます。

全国で最低賃金の引き上げが推し進められていますが、北関東でも同様です。茨城県で10月1日より1,005円に(+52円)、栃木県で10月1日より1,004円に(+50円)、群馬県で10月4日より985円に(+50円)引き上げられることが決まっています。より一層適正な労働条件を確保することが重要になります。

職種別平均時給表

参考・出典:ウェブ掲載派遣求人情報より弊社が集計(2024年7月時点)


関東派遣の平均時給の推移を見てみましょう。2024年7月の平均時給は2021年4月と比較すると、全職種平均で+4%、オフィスワーク系で+5%となりました。

※このデータは、北関東以外の関東全域も含みます。

平均時給の推移

参考・出典:エン派遣「2024年7月度 派遣社員の平均時給は1,702円 初の1,700円台で、過去最高時給を記録。」

2024年7⽉時点の有効求⼈倍率は、茨城県が1.31(前月比-0.03)、栃木県が1.15(前月比+0.03)、群馬県が1.31(前月比-0.02)となりました。

物価の高騰や円安などが労働市場にも影響を与えており、今後の動きに注視が必要です。

また、インバウンド需要の回復や少子高齢化、労働力不足の深刻化、同時に「特定技能制度の対象分野拡大」もあり、今後はより一層外国人労働力の活用の増加が見込まれます。

エリア別有効求人倍率の推移

参考・出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」


職種別派遣平均時給は、広範なエリアと⼤まかな職種分類に基づく参考値であり、職種⽐較としてご覧ください。実際の⼈材ニーズにはさらに詳細な確認が可能です。特定の要件や地域・業界特有のニーズに合わせて、最適な⼈材をご提案いたします。ご検討中の職種や⼈材に関するご相談は、営業担当またはお問い合わせフォームまでお気軽にお寄せください。

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