Excelで文字列と日付や時刻を結合するには
セルとセルを結合するのに、「&(アンパサンド)」演算子を使用します。
文字列のセルと日付のセルを結合すると、下図のようになります。
日付や時刻は、Excelの内部的には数値データ(シリアル値)として扱われていて、表示形式によって日付や時刻として表示される仕組みになっています。
シリアル値
Excelでは、日付や時刻と認識される形でデータを入力すると、“シリアル値”として連続番号で格納され、計算が可能となります。1900年1月1日を1として、9999年12月31日までの連続番号が割り当てられています。
日付に数値を加えたり、日付から日付を引いて差を求める、といったことができるのも、日付が数値として扱われているためです。
表示形式
表示形式とは、セルに入力したデータの見た目の設定のことをいいます。
Excelでは、同じデータを入力していても、この表示形式を変更することによって、さまざまな形式で表示することができます。
今回は、TEXT関数を使用して、日付を日付として表示させます。
- ※TEXT(テキスト)関数は、別項目参照
セル[C4]に[A4]と[B4]のセルの内容を結合して表示しましょう。
- 1
セル[C4]を選択します。
- 2
「=text(A4,"yyyy/mm/dd"&" "&B4)」と入力し、確定します。
- 3
セル[C4]に「2016/04/30現在」と表示されます。
- 4
数式バーに「=TEXT(A4,"yyyy/mm/dd"&" "&B4)」と表示されます。