デスクまわりをスッキリさせたいけどうまくいかない、とお悩みの方は多いのではないでしょうか?そんな方におすすめしたいのが、100均グッズを利用した整理術。そのポイントと効果をご紹介します。
好みのグッズで楽しく整理を
<整理術・基本編>
デスク周辺は、仕事以外の情報を少なくすると仕事に集中できます。視覚的な情報を減らすために、収納グッズはカラフルな色を避けましょう。
<整理術・容器を選ぶコツ編>
使用グッズ…直方体のカゴ、トレー
収納グッズは、直方体のものを使用することが鉄則です。側面が台形のものより容積が大きいので、デッドスペースを減らすことできて、収納量が増えます。
<整理術・デスクの引き出し編>
使用グッズ…仕切り付きトレー
トレーの仕切りが動かせる仕切り付きトレーを使用すると、収納するものが変わったとき、フレキシブルに対応できます。引き出しの収納ポイントは、頻繁に使うものは手前に、使用頻度の低いものは奥に置きます。
よく使うペンは引き出しではなく、デスク上に立てて置くと、引き出しを開けて取り出すという動作を省けます。
<整理術・パソコンまわり編>
使用グッズ…まな板スタンド、ケーブルタイ
作業などに広いスペースが必要な際には、まな板スタンドにキーボードを立てます。普段は、手帳、ノート、スマホ、タブレットなどの収納に使えるので、デスク上はスッキリ! PCの配線はケーブルタイでまとめると、外すのも簡単。
<整理術・書類編>
使用グッズ…仕切りインデックス、クリアファイル、ファイルボックス
クリアファイルにルーズリーフ用の仕切りインデックスを挟んだものを、ファイルボックスに入れて整理するのがおすすめです。カラフルなインデックスが識別に便利で、かさばらず、書類の出し入れもスムーズ。
デスクを片付ければこんなメリットが!
整理術は必要なモノを選ぶトレーニングにもなるので、これを日常的に続けると、判断力が鍛えられ、仕事の決断も早くなるというメリットがあります。
また、モノを片付けることには、探し物に費やす時間が削減でき、仕事の効率が上がる「時間的効果」、デスクが片付いているとスッキリして気分が良く、仕事に集中できる「精神的効果」、文具などが見つからなくて二度買いするといった、無駄な出費を減らせる「経済的効果」という、三つのメリットもあります。
デスクの上がモノであふれてしまう人には、「モノを増やすタイプ」、「モノを捨てられないタイプ」、あるいは「両方のタイプ」の人がいます。モノを増やすタイプの人は、モノを手に入れるときに厳選しましょう。捨てられないタイプの人なら、「モノを取っておくためのスペースがもったいない」ことに気づきましょう。増やしてかつ捨てられないタイプの人は、これら両方の改善ポイントを心に深く刻むことです。
ご紹介した整理術を実践してみると、デスクのまわりがキレイになるだけでなく、気持ちもスッキリし、仕事がはかどることでしょう。早速、今日から始めてみてはいかがでしょうか。
Profile
株式会社Re-style代表。住宅会社でのリフォーム提案で培ったノウハウと、かつては片付けが苦手だった自身の経験に基づく具体性の高いアドバイスに定評がある。テレビ出演、雑誌監修、コラム執筆など、幅広く活動している。