アデコでは、皆さまにご自身のお仕事のやりがいを理解いただくために、5つの“やりがいタイプ-ビジョン共感タイプ、貢献実感タイプ、成長実感タイプ、主体性タイプ、信頼関係タイプ”を設け、それぞれのタイプの特徴やお役立ち情報をご紹介しています。また、ご登録いただいた方々がより自分らしく、いきいきと働いていただくために、どのようなことに“やりがい”を感じてらっしゃるかお伺いしています。
今回は、全5回に分けて、タイプごとにお仕事の中でやりがいを感じた瞬間のエピソードをご紹介いたします。
※エピソードは、ご登録いただいている方向けに実施した「生きがいと仕事のやりがいアンケート」にご応募いただいた、お仕事のやりがいを感じた瞬間のエピソードの一部となります。
Vol.3は「成長実感タイプ」のエピソードです。
ご自身のタイプと違う場合でも1つのタイプを深く見ていただくことで、相違点がわかってくるかと思います。
※ご自身のやりがいタイプが分からない方は、やりがいタイプ診断コラムをぜひチェックしてくださいね。
お仕事のやりがいタイプ「成長実感タイプ」とは?
「成長実感タイプ」の特徴
仲間の中で切磋琢磨し力をつけるゴリラのように、できることを広げるために難しいことにも挑戦し、お仕事を通じて自分が目指す理想像に少しでも近づきたいと考えています。
挑戦したいという欲求も強いので「失敗を恐れずやってみよう!」という向上心を認めてもらい、チャレンジする機会を用意してもらったり、「そんなこと知っているなんてすごいね」と今までの自分の積み重ねや成長を認めてもらえるときにやりがいを感じることが多いです。
反対に、「簡単な仕事ばかりを任されて、成長している実感がない」「研修や先輩と話すなど、新しい情報やスキルをインプットする機会があまりない」といったシーンではしんどくなることも。
そんな成長実感タイプの皆さま、実は成長にも3つの種類があることを知っていますか?
広げる:
仕事の量や種類をこなすことによって、経験の幅が広がる
高める:
同じ仕事でも自分の視点を一段高いところにおくことによって、視野が広がりより精度の高いものができる
深める:
一つのことに、とことん関わることで、目的意識を深めたり、専門性を深めたりすることができる
新しく学ぶことがない…と思っているときは広げるだけにこだわっているかもしれません。今の場面でできる成長を別の側面からとらえ直すことでやりがいを感じることができるので、ぜひノートに今やっていることでどこが成長につながりそうかを”広げる・高める・深める”の3つの視点で書き出してみてくださいね。
「成長実感タイプ」の方々のお仕事のやりがいエピソード
それでは、ここからは「成長実感タイプ」の皆さまのお仕事のやりがいエピソードを見ていきましょう。
まさに成長したことが実感できたとき、ですね!
派遣先での勤務が17年目に突入。メインの業務がお客さま対応なのですが、以前起きたクレームをもとに、新人の担当者に、再発防止のアドバイスをする機会がありました。お客さまがご立腹される場面が予想されるときに、適切なサポートが出来てクレームを避けられたときに、お客さま・会社にとっても良い選択が出来たと感じました。
ご自身の経験を今ほかの方のために生かすことで役に立ったという、以前の自分からの成長を実感できるシーンだったのではないでしょうか。
自分が足りないところに気付き、自信をつけられるように努力することです。例えば、同僚のお客さまとの接し方を見て、曖昧な言葉の表現をもっと理解しやすい言葉で相手に伝えるというポイントに気づき、自分自身でも受け止め、直していけたこと。
自らのなりたい姿とのギャップを考え、そこに自らの成長ポイントを見つけ努力する。そして結果が出たときにやりがいを感じた、というとても素敵なエピソードです。
なかなか指導してもらえない職場で大変でしたが、自身で他の方々を見ながら学習し、なぜそうなるのかの原理まで理解できたときに、やりがいと楽しさを感じました。
成長には、「できることを増やす」「視座をあげる」「考えを深める」の3種類があるといわれています。その中でも、「考えを深める」をご自身で実践され、やりがいを感じたエピソードですね。
生徒の成長を実感できたときにやりがいを感じます。
教育関連のお仕事をされている方ですと、ご自身が成長に貢献できたというより、生徒の成長そのものをご自身のことのようにやりがいを感じているお声が多かったです。
今回は「成長実感タイプ」の方々のお仕事のやりがいエピソードをご紹介しましたが、いかがでしたか?
エピソードをみることでより特徴がわかったのではないでしょうか。
今後、ほかのタイプの特徴とエピソードもご紹介していきますのでお楽しみに!
「自分を満たす仕事がしたい!」と思われる方はぜひこのやりがいタイプからお仕事を検索してみてくださいね。
取り上げさせていただいたものは一部ですが、素敵なエピソードを多数お聞かせいただきました。
エピソードをお寄せいただいた皆さま、ありがとうございました!
知識が身に付いたことが実感できたとき。