定時で帰りたい!ワークライフバランスを重視する人の過ごし方

仕事が定時に終わった日は、どのような時間を過ごしていますか?ワークライフバランスを重視するとなると、なるべく定時退社をして、自分のための時間を確保したいものです。定時後に何をしたいのかを明確にすることで、仕事へのモチベーションも上がり、効率的に働くことにもつながります。
ここでは、定時後の時間の使い方や定時退社することのメリット、なるべくスムーズに定時退社をするためのポイントなどをご紹介します。

定時後、何をして過ごしているの?

定時退社した後は、時間をできるだけ有効活用したいもの。
ここでは、定時後にどのような時間の使い方をしている人が多いのかを見ていきましょう。

趣味やキャリアアップのための習い事をする

英会話や簿記といったキャリア面でも役立つ習い事に通う人もいれば、料理教室やヨガ、フィットネスなど、趣味や健康面のための習い事に通う人もいます。月謝制で日時が決まっている習い事に通うことで、定時退社も習慣化しやすいのではないでしょうか。

家族や恋人、友達、同僚との時間を過ごす

家族や恋人、友人、同僚と会ったり食事をしたりといったことに時間を充てる人もいます。普段、忙しくてなかなか家族との時間をとれないという人には、定期的に定時退社をして、家族のコミュニケーションの時間を確保するというのもおすすめです。

スキルアップのための勉強をする

スキルアップのために、定時後の時間は資格や語学関連の勉強時間に有効活用したいという人もいます。息抜きと学習をかねて、身につけたかったスキルや知識の習得の時間に充てるのもよいでしょう。

スポーツクラブやジムでエクササイズをする

運動不足解消のために、スポーツクラブやジムに通うという過ごし方も人気です。汗を流してリフレッシュすることで、心地よい疲労感を感じ、気持ち良く一日の終わりを迎えられそうです。通っているうちに、新しい人間関係や交友が広がることもあります。

副業のための時間にあてる

定時退社後は副業に励んだり、別のビジネスのセミナーに参加したりする人もいます。副業に力を注ぎすぎて、せっかく定時退社しても疲れが解消されない…ということのないように、本業とのバランスを大切にしながら取り組むとよいでしょう。

自宅でまったり過ごす

まっすぐに帰宅して、自宅で思い思いの時間を過ごすという選択肢もあります。ゆっくりご飯を食べる、テレビや映画を見て過ごす、読書やネットをして過ごすなど、一人の時間を大切にしたいという人もいるでしょう。

定時で帰ることで得られる4つのメリット

定時退社することで、メリハリをつけて仕事に取り組めるようになったり、生活の充実度が向上したりとさまざまなメリットが得られます。
ここでは、定時退社による4つのメリットを見ていきましょう。

1 仕事へのモチベーションをキープ

定時退社をすると決めて、就業時間内に必ず終わらせると予定を立ててから仕事を始めることで、効率的な仕事につながり、自然とメリハリをつけて仕事に取り組めるでしょう。生産性も上がり、会社にとってもよい影響を与えるはずです。
また、残業をしていては取り組めないような習い事や、趣味や自分の勉強に費やせる時間が確保できると意識することで、仕事に対するモチベーションもアップするのではないでしょうか。だらだらと残業することを当たり前の働き方にしてしまうとモチベーションも下がり、成果があったとしてもやりがいや喜びに結び付きにくくなってしまいます。

2 生活の充実度が向上

プライベートの時間を確保することで、家事や料理、スポーツジムに行くなど、プライベートに十分な時間がかけられるようになります。生活が充実していることも、日々の仕事のモチベーションを保つことには必要です。また、家族や友人と過ごす時間も多く取れるため、人との交流による生活の充実度もアップするでしょう。
常に仕事に追われていて余裕がない状態では、ストレスが溜まりやすく、気持ちにも余裕を持つことができません。定時上がりの習慣をつけて仕事とプライベートの区切りをつけるようにすることで、心にも余裕が生まれます。

3 コミュニケーションや体験を通して視野が広がる

定時後に習い事やスポーツジムへ行くことで、新しい交友関係が生まれることもあります。会社内やそれまでの交友関係では得られなかったようなコミュニケーションと体験を通して、新しい価値観や考え方にふれ、視野を広げることにもつながるでしょう。視野を広げることは、将来のことを考えたり、自分磨きをしたりする際にも大きな武器になるはずです。

4 心身ともにリフレッシュできる

定時退社をして時間的に余裕ができることで、自分のリフレッシュのための時間を確保できるため、心身にもよい影響が期待できます。定時退社後にスポーツジムでトレーニングをするなど、休息やストレス発散の時間を持つことも大切です。
運動をする習慣を身に付けることで、バランスのとれた食事や十分な睡眠時間の確保といった生活習慣の改善も意識するようになるはずです。運動不足解消や質のよい睡眠にもつながります。

定時で帰りづらいときにはどうすればいい?

定時で帰りたいと思っていても、周りが残業をしていたり帰りづらい雰囲気ができていたりする場合はどうすればよいのでしょうか。ここからは、スムーズに定時退社するためのコツを見ていきましょう。

仕事の進捗状況をきちんと報告しておく

周囲にこまめに仕事の進捗状況を報告し共有しておくことで、定時退社しても問題ないということをアピールすることができます。進捗状況を共有せずに定時退社をしてしまうと、周りが状況を把握できず、不安にさせてしまうことにもつながります。事前に遅れやもれがなく仕事が進んでいることを報告しておくことが大切です。

自分の仕事は生産性を上げて時間内に済ませる

定時退社したいからといって、自分の担当している業務が終わっていないのに、定時退社をするわけにはいきません。そのため、仕事の生産性を上げる努力も必要です。日々の業務の中に無駄な作業や効率化できる部分はないか見直し、スピードアップを図ることが大切です。就業時間内に済ませることを目標にしつつ、必要に応じて周囲と分担したり、自分の負担になりすぎている仕事がないか確認したりしてみることも大切です。

定時退社することを伝えておく

なるべく早く定時退社を習慣化するために、あらかじめ定時退社することを周囲に伝えておくこともおすすめです。定時退社する人のイメージを持ってもらうためにも、その日は残業をしないと事前に言っておくことは効果的です。もちろん、仕事が中途半端なまま定時退社を繰り返していては周囲への印象も悪くなるため、納得してもらえるようきちんと仕事を進めておくことが前提です。

定時退社が可能な派遣に切り替える

現在の職場ではどうしても定時退社が難しいという場合は、派遣に切り替えるという選択もあります。
派遣社員は、希望に応じた会社を見つけやすい就業形態のため、残業が少なめの企業を選べるというメリットがあります。
「プライベートの時間を優先させたい」「将来のために今勉強しておきたいことがある」など、定時後の時間を確保したい人は、派遣のような働き方も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

定時退社で仕事もプライベートも充実させよう

定時退社を習慣化することで、会社の外でさまざまな体験をしたり有意義な時間を過ごしたりすることができます。また、定時退社を意識した働き方にすることでモチベーションも上がり、より効率的に仕事をすることができるはずです。
定時退社をするためのコツも実践してみながら、仕事とプライベートそれぞれの時間を充実させていきましょう。

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