- Q.もともと自己肯定感が低いようで、つい『自分はダメなんだ』と思いがちです。大人になってからでも改善することはできるでしょうか。
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A.
益子先生からの回答
もちろん!自分の意識次第でいつからでも改善できます。
自己肯定感が低い。その理由はさまざまあるかもしれませんが、最終的にそのように考えることを選択しているのは自分です。「自分はダメなんだ」と思うことで、結果として安心している。あるいは、そう考えるのが好きであるというアタマの使い方のカラクリがあることに気づいてください。
自己肯定感が低いこと自体は悪いことではありません。でも、それが嫌なら手離せばいい。まず、自分がそれを選択しているということを認識しないと手離すことができません。「自分はダメなんだと思うことを選んでいたんだ」と認めたうえで、自己否定とサヨナラする。これからは自分のよいところにも目を向けて、そうした自分を認めて肯定する。
ここで重要なのは、自己肯定感が低い自分を否定しないこと。自己肯定感を上げることがよくて低いのがダメ、と相対性の軸で考えず、どちらの自分でもよいという絶対性の軸で考えて調和させましょう。自分はダメだなぁと思うことはあっても、そんな自分でも愛しい存在であり大丈夫であると思えるようになること。自信とは、文字通り「自分を信じられる」ということ。いつだって一生懸命である!という自分に対する納得感を持ちましょう。そうすれば自己肯定感は上がるはずです。