職種だけではなく、業界全体に興味を持って応募することが大切
紹介予定派遣の大きな特徴である「直接雇用」。
派遣での就業経験の長い方が応募する際、意外と忘れてしまいがちなのが紹介予定派遣は「職種ではなく企業に属する」ということです。
当然、スタート時は一派事務や営業事務などの「職種」で募集され、入社に至ります。そして、何事もなければその職種のまま長期間にわたって仕事が続いていきます。しかし、景気の動向や経営方針の変化などで、もしかすると数年後、組織変更という事態に遭遇することがあるかもしれません。その時、打診されるのが職種の異動です。
派遣契約とは異なり、直接雇用の下では「異動」の可能性があります。つまり、紹介予定派遣を利用して企業の直接雇用になった場合、数年後あるいは十数年後に異動の打診を受ける可能性もゼロではないということなのです。
もし、あなたが入社時点とは別のポジションへ異動しなければならなくなった時、それでもその企業で働いていきたいと思えるか。重要なのはあなた自身の企業や業界に対する興味の度合いです。
紹介予定派遣を利用して応募先企業を探していく際、「職種」だけに目を向けるのではなく事業内容や業界全体について一度考えてみるのも大切です。
綿密な企業研究、業界研究で他の応募者と差をつける
さて、応募する企業が決まったら企業研究と業界研究を積極的に行いましょう。
この活動をしっかりと行うことであなた自身の応募先企業に対する理解も進みますし、最終的には面接対策にもつながってきます。
インターネットを活用して応募先企業のホームページを見たり、業界情報を集めてみましょう。そうすれば、「主力商品は何か」「競合他社は?」「業界の中での会社の位置づけは?」といったことが自然とわかってきます。また、そうやって調べていくと応募先企業に対して、いろんな疑問も出てくることでしょう。
こうして臨んだ面接では自然と会話も弾みますし、より具体的な質問を採用担当者に対して投げ掛けることができます。採用担当者からも、「よく勉強した上で受けにきているな」と、好印象を持たれることは間違いありません。 自分なりに情報を集め、企業研究をすることがとても大切です。
「いろいろ調べてはいるけれど、いまいち事業内容のイメージがわかない」
「良い情報を集めることができない」
こうした場合には、アデコの営業担当者に相談してください。 業界全般の話から、その企業の業界での位置づけや強みまで、アデコの担当者しか知らない企業情報を教えてもらうことができます。
Check Point!
- 業界全体に興味がもてることを応募の決め手とする
- 積極的な企業研究と業界研究が他の応募者と差をつける
- 企業研究が進まない時はアデコの営業担当に相談しよう