
現在大学生で、アルバイトではなく、派遣で働くことを検討されていませんか?実は派遣という働き方はアルバイトにはないメリットがたくさんあります。このページでは、派遣とアルバイトの違いや、大学生が派遣で働くメリットについてわかりやすく解説します。ぜひ自分に合った働き方を見つけるヒントにしてみてください。
大学生でも派遣登録できる?派遣がおすすめの理由
一般的に18歳以上であれば登録できる派遣会社が多く、大学生でも派遣で働くことができます。アデコでも18歳以上の方は登録可能ですので、大学生の方もご登録いただけます。
大学生の方が派遣で働くメリットには以下のようなものがあります。
- 働く時間と期間を柔軟に選択できる
- 平均時給がアルバイトより高い
- 仕事探しの手間が省ける
- さまざまなお仕事を経験できる
まず、働く時間や期間を柔軟に選べるため、学業と両立しやすい点が魅力です。次に、時給がアルバイトより高い傾向にあるため、効率よく収入を得ることができます。さらに、派遣会社を通じて希望の条件に合う仕事を紹介してもらえるため、求人探しの手間が省けるのもメリットです。最後に、さまざまな職種を経験できるため、将来のキャリアにつながるスキルを身につけたりすることができます。
よく聞く「派遣バイト」って何?
「派遣バイト」という言葉をよく聞くようになりました。派遣バイトという言葉に明確な定義はありませんが、アルバイトで働く代わりに派遣で就業することを指す場合が多いです。
派遣バイトについて詳しくは下記のページで解説しています。合わせてご確認ください。
派遣バイトについて詳しくはこちらアルバイトと派遣の基本的な違い
就業期間 |
社会保険・雇用保険 |
賞与 |
退職金 |
交通費 |
転勤 |
研修制度 |
派遣会社のフォロー |
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派遣 | 有期 | 原則あり | 時給に含む | 有 | 有 | 無 | 有 | 有 |
アルバイト | 案件により | 案件により | 案件により | 案件により | 案件により | 案件により | 案件により | 無 |
派遣とアルバイト・パートの比較について詳しくは下記のページでご紹介しています。
派遣とバイト・パートの違いについて詳しくはこちら
アルバイト・パートが直接雇用のパートタイム労働者であるのに対し、派遣は間接雇用の派遣労働者に分類されます。
間接雇用とは、給与を支払う会社と就業時の指揮命令を行う会社が異なることを指します。派遣労働者は給与を支払う派遣会社と契約を結びますが、業務の指揮命令は、就業先の企業から受けます。派遣労働者の勤務時間や業務内容は、あらかじめ契約で決められた範囲に限定されているため、変更がある場合には派遣会社を通しての交渉・変更が必要となります。
そのため、仕事の内容や勤務時間が事前に聞いていた内容と違う場合やその他のトラブルが発生したとき、労働条件の交渉などの相談は、就業先の企業ではなく所属する派遣会社となります。直接雇用であれば言いづらいことであっても派遣会社を通して間接的に相談しやすいという特徴があります。
大学生にとっての派遣のメリット
大学生にとって、アルバイトと並んで派遣は魅力的な働き方の選択肢の一つです。ここでは、大学生が派遣で働くことのメリットについて詳しく見ていきましょう。
働く時間と期間を柔軟に選択できる
派遣の大きな特徴は、働く時間と期間を自分の都合に合わせて選べる柔軟性にあります。授業やテスト、サークル活動などで忙しい大学生にとって、この柔軟性は非常に魅力的でしょう。
働く期間は長期・短期から選ぶことができ、週4日、週3日など働く頻度とあわせて、時間帯も柔軟に選ぶことができます。
自分が都合のつくスケジュールに合わせて仕事を選ぶことができるので、例えば夏休みや春休みなどの長期休暇中に集中して働くことも可能ですし、平日や土日祝日の空いた時間を活用することもできるのです。
高時給のお仕事も多い
派遣のお仕事は、アルバイトと比べて時給が高い傾向にあります。厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和4年度分結果確報」ではパートタイム労働者の平均時給は1,248円でした。一方の派遣社員を見てみると厚生労働省「令和4年派遣労働者実態調査の概況」では平均時給は1,510円でした。専門的なスキルや経験が求められる仕事ほど、高時給が期待できます。
もし時給の高いお仕事を探すなら、派遣の求人を検討してみるのもおすすめです。未経験から始めやすい接客販売、事務系、製造・軽作業系などのお仕事も多数あるので、ぜひ一度、実際の求人を探してみてください。
お仕事探しのサポートを受けられる
アルバイトの場合、自分で求人情報を探し、その会社に直接応募し、面接を経て仕事に就くという流れになります。一方、派遣の場合は仕事探しの多くの部分を派遣会社に任せられるため、スムーズに就業することもできます。
派遣会社に登録し、自分のスキルや希望を伝えれば、それに合った仕事を紹介してもらえます。ご自身で、何社もコンタクトをとる必要はありません。これにより、貴重な時間を仕事探しに費やすことなく、効率的に仕事を見つけられるでしょう。
さまざまなお仕事を経験できる
これまで経験してきた派遣先の数 |
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1か所 | 45.20% |
2か所 | 23.80% |
3か所 | 10.90% |
4~5か所 | 11.10% |
6~9か所 | 6.10% |
10~19か所 | 2% |
20か所以上 | 0.50% |
不明 | 0.40% |
引用:厚生労働省「令和4年派遣労働者実態調査の概況」
「令和4年派遣労働者実態調査の概況」によるとこれまで2か所以上の派遣先で就業してきたという方が54.4%いました。3か所以上でも約3割に上ります。派遣という働き方を通じてさまざまな職場を経験している方が多いのが見て取れます。
このように派遣で働くことで、さまざまな業界・職種の仕事を経験できるのも大きな魅力です。アルバイトだと、一つの職場で同じ仕事を継続することが多いですが、派遣であれば多様な仕事を体験できるのです。
例えば、接客の仕事を経験した後、テレオペ・コールセンターの仕事にチャレンジするといったことも考えられるでしょう。さまざまなお仕事を経験することで、自分の適性や興味を見つけたり、さまざまなスキルを身につけたりすることが期待できます。
大学生におすすめのお仕事の探し方
どのような観点でお仕事を探せばよいかお悩みではないでしょうか。ここではおすすめの仕事の探し方や条件をご紹介します。
時給を軸にお仕事を探す
派遣求人サイトでは1400円以上、など具体的な時給帯を指定して検索できたり、もしくは時給の高い順にソートをかけたりする機能があります。高時給と言っても、エリアや職種によっても異なります。ご自身の希望に近いお仕事の時給相場を確認するためにも、これら機能を活用して実際に求人検索してみましょう。
アデコでも時給の高い順で求人を並べ替えたり、時給を指定してお仕事を探したりすることができます。
時給の高い順にお仕事を見るなら、下記ボタンからご確認ください。
期間や頻度でお仕事を探す
学業と両立するためには、「働く期間はどのくらいか?」「週にどのくらい働くのか?」「どんな時間帯に働くのか?」といった点は大切です。無理のない働き方を考え、それに近いお仕事を選びましょう
働く期間に関しては長期(3カ月以上)、短期(3カ月未満)でわかれているのが一般的です。また頻度については、週4日以下、土日祝のみ、など1週間でどの程度働くかを選択できます。時間帯については、朝遅め、夕方から深夜、などで検索できます。
開始時期からお仕事を探す
応募して今月、来月に始められるなど、お仕事の開始時期から求人を探すこともできます。すぐにでも働きたい、という場合はこの開始時期からお仕事を探すのが便利でおすすめです。
派遣という働き方は大学生にもおすすめ
実際に、アルバイトではなく、派遣という働き方を選択されている大学生もいらっしゃいます。派遣の最大のメリットは、働く時間や期間の柔軟性が高いことです。学業やプライベートを優先しつつ、自分のペースで仕事をすることもできるでしょう。
また、多様な職種を経験できるため、自分の適性を見つけるチャンスにもなります。アデコでは、大学生のニーズに合わせた派遣求人を多数取り扱っています。まずはぜひ一度実際の求人をご覧ください。