派遣社員で働く際に履歴書は必要?派遣期間で働いた期間の職歴の書き方についても紹介!

「派遣会社に登録し、派遣社員として働く際に、履歴書は必要なの?」とお悩みではありませんか?このページでは派遣社員として登録する際に履歴書が必要な場合とそうでない場合について解説します。あわせて派遣社員として就業した場合の職歴の書き方についても解説します。

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派遣会社への登録では履歴書を書かない?

そもそも、派遣会社に派遣登録をする場合、履歴書は必要なのでしょうか。実際のところ、派遣会社によって対応は異なり、履歴書の提出を求められる場合もあります。履歴書の提出を求められない場合には、派遣会社のシステム上に設置された専用ページに必要事項を入力するだけで済むことが多いでしょう。ただし、システムに登録する内容は、履歴書に記載する内容とほぼ同一です。

また、希望条件に合った派遣先を派遣会社に探してもらうには、できるだけ詳しく自身の情報を登録する必要があります。派遣会社は、派遣スタッフが登録したパーソナルな情報と、派遣先企業から提示されている要件を照らし合わせてお仕事のご紹介をするからです。

そのため、事前に自身の経験やスキルの棚卸をし、アピールできる要素と希望条件をしっかり整理しておきましょう。

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アデコへの登録は、Web上ですべて完結します。PCがなくてもスマートフォンなどから登録でき、インターネット環境がない場合は電話での登録も可能。ご希望条件や職歴等の詳細を伺うために電話インタビューをすることもありますが、基本的に来社不要で、登録後はMyPageで職歴を入力していただくだけでお仕事のご紹介がスタートします。

履歴書の作成が必要なのは、アデコを通して紹介し、内定後は派遣先との直接雇用を前提として働く「紹介予定派遣」の場合のみです。

派遣登録からお仕事開始までの流れについて詳しくはこちら

職務経歴書も不要?履歴書との違いについて

一般的に履歴書は求職者のプロフィールを確認するために使用され、職務経歴書は職歴に絞って、スキルや経験を確認するために使用されます。派遣で働く場合に、職務経歴書も提出が求められる場合があります。派遣会社によって対応は変わりますが、こちらも履歴書と同様にWeb上での入力で済む場合もあります。

派遣社員の職務経歴書の書き方について詳しくはこちら

通常の履歴書と派遣登録で必要な履歴書の違いについて

派遣の登録時に履歴書を提出する場合、通常の履歴書とは大きく2つ異なる点があります。

就業先企業は履歴書を見ない

実際に働く就業先企業は、派遣社員の履歴書を見ないことが一般的です。派遣という雇用形態では、登録スタッフと派遣元である派遣会社に雇用関係があるため、派遣先である企業が履歴書の提示を求めて選考することは「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(労働者派遣法)」で禁止されています。

そのため、紹介予定派遣のケースを除いて、就業先企業に履歴書が提示されることはありません。あくまでも派遣社員にとっての履歴書は、派遣元企業である派遣会社が登録スタッフの情報を確認するための書類なのです。

志望動機が不要

派遣登録をする場合、履歴書を提示する派遣元である派遣会社で働くわけではないため、志望動機を書く必要がありません。希望する条件やスキルに合った仕事だから就業が決まったことを就業先企業も理解しているので、就業後にあらためて志望動機を聞かれることもないでしょう。

正社員などの求人への応募では合否を左右することも多い志望動機ですが、派遣登録の際は空欄にしておきます。その分、ミスマッチをなくすために重要な「スキル」「勤務条件」「経験」などを深掘りして書くことをおすすめします。

履歴書の基本的な記載項目

続いては、履歴書の基本的な記載項目について、書き方のポイントを解説します。 履歴書の基本的な項目は、「日付」「氏名」「生年月日」「証明写真」「学歴」「職歴」「免許・資格・専門教育」「志望動機」です。派遣登録の履歴書であっても、職歴と志望動機以外は通常の履歴書の書き方と変わりません。

履歴書の書き方のポイント

項目
概要
日付 履歴書の提出日を記載します。郵送の場合、投函する日を記載します。
氏名 PC作成の場合は大きめのフォントサイズに。姓と名のあいだは1マス空けましょう。
生年月日・年齢 生年月日と、履歴書を記入した時点の満年齢を記載します。
証明写真 3カ月以内に撮影した写真を使用。過度な加工をせず、本人であることがわかる写真を使いましょう。清潔感のある服装で、表情が見えるよう髪の毛を整えます。
学歴 入学年・卒業年は、西暦か元号のいずれかに統一を。義務教育は省き、中学校の卒業年月からで構いません。自分の強みになる内容なら、大学での専攻や研究テーマも付記してもOKです。
職歴 学歴と同じく、入社・退社の年月は西暦か元号のどちらかに統一します。派遣社員として働いた期間の職歴については書き方に注意が必要なため、詳しくは後述を参照してください。
免許・資格・専門教育 自己PRになる資格や実務に生かせる免許、特筆すべき専門教育があれば記載します。
志望動機 派遣スタッフとして登録する場合、記入は不要です。
履歴書テンプレートのダウンロードはこちら(Word版)

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派遣社員としての職歴の書き方の注意点

派遣社員として働く場合、1つの仕事につき「派遣元企業」と「派遣先企業」の2つが存在することになります。どちらを書くべきか、両方書くなら順番はどうすべきか、書き方に悩む人も多いでしょう。

ポイントは、「どの派遣会社に登録していたのか」「どこへ派遣されたのか」が読み手にわかるように書くことです。派遣元と派遣先のそれぞれについて、行を分けて名称を明記しましょう。順番としては、まず派遣元の名称を記載し、改行して派遣先を書くのが一般的です。

記入例

アデコ株式会社に派遣登録し、◯◯◯株式会社に派遣社員として就業

派遣先で所属した部署名と業務内容については、さらに改行して記載します。 このとき、正社員の場合に使用する「入社」の表現は使いません。派遣元と雇用契約を結んだことは「登録」、派遣先で仕事を開始したことは「就業」と表現しましょう。

また、派遣社員として契約期間を満了した場合、「退職(退社)」ではなく「派遣期間満了」と書くのが正解です。ただし、やむをえず契約期間中に仕事を辞めた場合は、「一身上の都合により退職」とします。

派遣先、あるいは派遣元が多く履歴書の欄を使い切ってしまいそうな場合も、職歴の省略はしません。書ききれない場合は、派遣元・派遣先・担当業務を1行に集約したり、担当した業務内容のみ職務経歴書に記載したりして、「担当業務については、職務経歴書に記載しています」と一文を添えるなどの工夫をするようにします。

【経歴別】履歴書の職歴欄の書き方の注意点と記入例

派遣社員の経歴には、下記のようないくつかのパターンが考えられます。

  • 1社の派遣元に登録し、1社の派遣先で就業した
  • 1社の派遣元に登録し、複数の派遣先で就業した
  • 複数の派遣元に登録し、複数の派遣先で就業した
  • 正社員と派遣、両方を経験している
  • 派遣先に守秘義務があり、詳細を書くことができない

1社の派遣元に登録し、1社の派遣先で就業した

令和×年 3月 株式会社○○〇(派遣元である派遣会社の企業名)に登録

株式会社△△△(派遣先の会社名)に派遣社員として就業

令和〇年 3月 派遣期間満了

1行目に派遣元である派遣会社の企業名、2行目に派遣先の企業名を書きます。行数に余裕があれば、さらに改行して、所属先と業務内容も書きましょう。最後に、契約期間を満了した旨を記載します。

1社の派遣元に登録し、複数の派遣先で就業した

令和×年 3月 株式会社〇〇〇 (派遣元である派遣会社の企業名)

株式会社△△△(派遣先の企業名)に営業事務として就業(令和△年3月まで)

株式会社□□□(派遣先の企業名)に一般事務として就業(令和◇年12月まで)

株式会社×××(派遣先の企業名)に営業事務として就業(令和〇年3月まで)

令和〇年 3月 派遣期間満了

1行目に派遣元である派遣会社の企業名、2行目に1社目の派遣先の企業名と業務内容を書きます。以降、就業先ごとに改行して企業名と業務内容をセットで記載していきます。スペースがあれば、カッコ書きで契約期間の満了日を書きましょう。

業務の詳細は行数に応じて書けそうなら書き、難しければ職務経歴書にまとめます。

複数の派遣元に登録し。複数の派遣先で就業した

令和×年 3月 株式会社〇〇〇(派遣元である派遣会社の企業名)

株式会社△△△(派遣先の企業名)に経理事務として就業(令和×年12月まで)

株式会社□□□(派遣先の企業名)に一般事務として就業(令和〇年6月まで)

令和〇年 3月 派遣期間満了

令和〇年 4月 株式会社×××(派遣元である派遣会社の企業名)に登録

株式会社△△△(派遣先の企業名)に営業事務として就業(令和□年3月まで)

株式会社☆☆☆(派遣先の会社名)に経理事務として就業(令和△年3月まで)

令和△年 3月 派遣期間満了

「1つの派遣元に登録し、1つの派遣先で就業したとき」の書き方を繰り返す形で、派遣元に紐付くように派遣先の情報をそれぞれまとめていきます。

正社員と派遣、両方を経験している

令和×年 3月 株式会社◯◯◯(派遣元である派遣会社の企業名)に登録

株式会社△△△(派遣先の企業名)に派遣社員として就業

営業部にて、既存顧客へのルート営業に従事

令和〇年 3月 派遣期間満了

令和 〇年 4月 株式会社△△△に正社員として入社

新規顧客開拓、既存顧客のフォロー体制の整備などを担当

現在に至る

派遣社員として勤務したのち、派遣先企業から正社員として直接雇用に転換した場合は、派遣社員としての職歴と派遣期間が満了したことを明記したうえで、改行して「正社員として入社」と記載します。

派遣先に守秘義務があり、詳細を書くことができない

令和 ×年 3月 株式会社◯◯◯(派遣元である派遣会社の企業名)に登録

某大手IT会社に派遣社員として就業

会社名および業務内容は、守秘義務のため記載できません

令和 〇年 3月 派遣期間満了

派遣元である派遣会社と派遣先企業が「秘密保持契約」を結んでいる場合、就業した企業名や業務内容を履歴書に記載することができません。企業名は「某IT会社」「某大手メーカー」のように表記し、改行して「守秘義務のため記載できない」という理由を明記します。

派遣社員から直接雇用になった場合

令和 ×年 △月 株式会社◯◯◯(派遣元である派遣会社の企業名)に登録

令和 ×年 △月 某大手IT会社に派遣社員として就業

令和 ×年 △月 派遣期間満了につき退職

令和 ×年 △月 某大手IT会社に正社員として入社

派遣先で直接雇用になった場合の書き方は上記の通りです。直接雇用ですので、例のように正社員だけでなく、派遣から契約社員やパート・アルバイトになった場合も同じように記載をします。

最終チェック!履歴書でよくあるミスを確認

履歴書を書き終えたら、下記のリストに沿って記載内容を見直しましょう。

■履歴書提出前の最終チェックリスト

  • 誤字脱字がないか
  • 企業名を省略していないか
  • 学歴や職歴の年号は統一されているか
  • 年月に間違いはないか
  • ネガティブな言葉を使っていないか
  • 派遣での就業経験がある場合、派遣元と派遣先を分けてわかりやすく記載しているか
  • 写真のサイズは正しいか
  • 空欄はないか
  • 履歴書のコピーはとったか

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