事務職は、他の担当者をサポートできたり直接感謝されたりするなど、さまざまなやりがいがあります。他にも、ワークライフバランスを大切にしながら働けるなど、魅力が多いお仕事です。まずは自分に事務職が向いているかを確認してから、派遣会社を活用して就業するのもよいでしょう。このページでは、事務職のやりがいや魅力、向いている人の特徴について解説します。
具体的な事務職のやりがいについて
事務職の具体的なやりがいについては、主に以下が挙げられます。
- 他の担当者の業務遂行をサポートできる
- 周りの方々から感謝してもらえる
- 工夫次第で業務を効率化できる
- 幅広い業務を担当する中でスキルを身に付けられる
各項目に関連して、アデコで派遣社員として働く方に「事務職のやりがい」をインタビューした内容も掲載しているため、ぜひ参考にしてみてください。
他の担当者業務遂行をサポートできる
事務職は、以下のような場面で他の担当者の業務遂行をサポートできるお仕事です。
- 自分の作った提案資料で営業担当者が新規案件を獲得する
- 顧客からのクレーム対応を行い、他の部署へ負担をかけることなくトラブルを解消する
- 緊急で顧客に送付する資料がある際に出先の営業担当者に代わって送る
- 社内の備品を補充し、他の担当者が必要なタイミングで使えるよう整備する
- 平日や昼間の時間を自由に使える
上記のようなサポートを通じて「第三者の役に立ちたい」という方であれば、事務職にやりがいを感じられるでしょう。
アデコの派遣社員の方からも以下のような声 がありました。
インタビュー詳細はこちらをご覧ください周りの方々から感謝してもらえる
上記のような業務サポートを行うことで、周囲から感謝されることもあるでしょう。例えば「資料の完成度が高く顧客への提案がスムーズに進んだ」「緊急で必要な契約書を即日準備してくれて助かった」など、感謝の声にやりがいを感じる方であれば、お仕事へのモチベーションが上がるはずです。
アデコの派遣社員の方からも以下のような声がありました。
お客様や営業さんに喜んでいただける対応が出来た時は、とても嬉しいです。
工夫次第で業務を効率化できる
事務職では以下のような工夫次第で業務を効率化できます。
自分なりの工夫で業務を効率化できれば、遂行できる業務量も増えてスキルを磨けます。こうした自分なりの工夫が反映される点にやりがいを感じる方も多いです。
事務職における具体的な業務効率化の方法については下記ページも参考にしてください。
事務作業について詳しくはこちら初めは難しいと感じたタスクでも、上司や周りの方々のサポートを受けたり連携したりしてうまくこなせたときには達成感や充実感があります。
幅広い業務を担当する中でスキルを身に付けられる
事務職は未経験から就業可能な職種ですが、企業によっては経理や法務、人事労務など専門部署のサポートを行うこともあるため、幅広いスキルを身に付けられます。未経験からはじめて専門知識を身に付け、自分のステップアップにつなげられるのは事務職ならではのやりがいです。
アデコの派遣社員の方からも以下のような声がありました。
業務を通じて、日々新しい知識が増え、新しい経験を得られることです。また、小さなことであっても、改善につながる提案をすると積極的に採用していただけるのでやりがいにつながります。
事務職にはやりがい以外の魅力もある
事務職には上記のやりがいをはじめとして、以下のような魅力もあります。
- プライベートを大切にしながら働ける
- 未経験可の求人も多い
- 社内外の求人も多い
- 社内外の人とコミュニケーションを取る機会がある
プライベートを大切にしながら働ける
事務職は定型業務が多いお仕事です。イレギュラー対応は基本的にないため、お仕事に慣れれば定時で帰宅できます。プライベートや育児、介護などワークライフバランスを大切にしながら働きやすい点が事務職の魅力です。
未経験可の求人も多い
種類にもよりますが、事務職で特別なスキルや資格、経験を求められることは基本的にありません。未経験から挑戦できる求人もあるため、挑戦できるキャリアの幅が広がります。
とくに先ほど解説したように、企業によっては人事や経理といった専門部署のサポートを行う機会もあるため、未経験からはじめて自分のステップアップにつなげられる点も魅力です。
社内外の人とコミュニケーションを取る機会がある
事務職の種類によっては、社内だけでなく社外の人とコミュニケーションを取る機会があります。例えば営業事務であれば、担当者の代理で簡単に商品説明をしたり問い合わせ対応をしたりすることもあるでしょう。貿易事務であれば、海外の顧客とやり取りする機会もあるかもしれません。
このようにさまざまな人とのコミュニケーションが求められる事務職もあるため、多くの人と接することが好きな方にとっては魅力的です。
やりがいを感じるためには「事務職が向いているか」のチェックも大切
ここまで見てきたように、事務職には多くのやりがいや魅力があります。しかし、そもそも事務職に向いていない場合は、働いてもやりがいを感じにくいでしょう。そのため、事前に「事務職が向いているのか?」をチェックしておくのが望ましいです。
主に、以下のような人であれば事務職に向いています。
- 毎日の定型業務にコツコツ取り組める人
- 細やかな部分に気付いて正確に作業できる人
- 他の人のサポートに徹することが好きな人
毎日の定型業務 にコツコツ取り組める人
事務職のお仕事は、以下のような定型業務がメインです。
- 書類作成
- データ入力
- 備品管理
- ファイリング
月末処理で残業したり緊急の顧客対応を行ったりもしますが、基本的に毎日のお仕事内容は同じです。こうした決まったお仕事を、飽きずにコツコツ取り組める人であれば事務職に向いています。
細やかな部分に気付いて正確に作業できる人
事務職では以下のような細かい作業が多いです。
- 毎日の営業担当者の売上を記入する
- 製品の発注データを入力する
- 提案資料用に数値を用いたグラフを作成する
関連するお仕事をスムーズに進めるためにも、数字を含め細かい部分まで正確にチェックして作業できる人は、事務職に向いているでしょう。
他の人のサポートに徹することが好きな人
事務職では他の担当者のサポートがメイン業務となるため、事務のお仕事が直接売上につながる機会は少ないです。しかし、事務職によるサポートが、売上を作る業務に間接的な影響を及ぼすことはあります。例えば、事務側で契約書の作成が進まなければ、顧客と契約できません。
このような点を意識しながら、他の担当者のサポートに徹することが好きな人は事務職が向いています。
「他にはどんな人が事務職に向いているの?」と気になった方は下記ページをご覧ください。
事務職が向いている人について詳しくはこちら自分がやりがいを持って働ける事務職を探そう
事務職は、さまざまな場面でやりがいを感じられるお仕事です。他の担当者をサポートしたり、業務効率を改善したりすることにやりがいを感じる方であれば、充実して働けるでしょう。未経験可という求人もあるため、このページを読んで「事務職ならやりがいを持って働けそう」と思った方は、ぜひ一度挑戦してみてください。
事務職として働くのであれば、アデコなどの派遣会社を活用するのもおすすめです。派遣会社であれば、派遣社員の希望を考慮し、やりがいを持って働ける職場を紹介してくれます。実際の就業後も、やりがいを持って働くためのアドバイスを受けられるため、積極的に活用してみましょう。
製薬メーカーというだけあって、社員の皆さんは、使命感をもって業務にあたっていると思います。私は、薬の製造販売に直接関わる業務ではありませんが、そういった方のサポートをすることにやりがいを感じています。