Excelで指定した条件を表示させるには
IF関数は、「もしも・・・なら」という条件を提示して、条件を満たした場合は「A」、条件を満たされなければ「B」の処理(表示)をするという条件分岐の関数です。
IF(イフ)関数
書式 | =IF(論理式,真の場合,偽の場合) | |
---|---|---|
引数 | 論理式 | 真の場合または偽の場合のどちらかに判定できる式を 「=」「<」「>」などを使い作成 |
真の場合 | 論理式の条件を満たしている場合の処理を指定 | |
偽の場合 | 論理式の条件を満たしていない場合の処理を指定 |

比較演算子
比較演算子は、2つの値を比較するときに使用する演算子です。
記号 | 意味 | 使用例 | 意味 |
---|---|---|---|
> | より大きい | >100 | 100より大きい |
>= | 以上 | >=100 | 100以上 |
< | より小さい | <100 | 100より小さい |
<= | 以下 | <=100 | 100以下 |
= | 等しい | =100 | 100と同じ |
<> | 等しくない | <>100 | 100ではない |
変更日がチェック対象日以降の場合、
セル[D4]から[D13]に「
」を表示、それ以外は空白を表示しましょう。
![作成する数式 セル[D4] =IF(C4>=$C$15,"レ点","") ①論理式:セル[C4]値が[C15]の値以上だったら ②真の場合:満たした場合「レ点」を表示し ③偽の場合:満たしていない場合「空白(何も表示しない)」を表示する](/-/media/images/adecco/top-office/useful/excel_09/index_c_img_01.gif?la=ja-jp)


- 1
セル[D4]をクリックします。
- 2
[数式]タブをクリックします。
- 3
[論理▼]ボタンをクリックします。
- 4
一覧から「IF」をクリックします。
- 5
[関数の引数]ダイアログボックスが表示されます。
- 6
引数を設定します。(記号は半角で入力します。)
- 7
[OK]ボタンをクリックします。
- 8
セル[D4]に「
」が表示されます。
- 9
数式バーに「=IF(C4>=$C$15,"
","")」と表示されます。
- 10
オートフィル機能を使用して、セル[D4]に作成した数式をセル[D13]までコピーします。
その際、罫線の書式がコピーされないようにします。- ※数式の中で、セル[C15]を絶対参照で参照をしましたが、「2015/3/15」と日付を入力しても構いません。